ハプニングバーのメリット・デメリット

ハプニングバーでの思い出を語る前に、
ハプニングバーというもののメリットとデメリットを語っていきたいと思います。


ハプニングバーのメリット
①様々な性癖の人と出会える。
②一期一会な出会い。
③合意がなければ、SEXできない。


①様々な性癖の人と出会える。
ハプニングバーの一番の魅力は、さまざまな性癖の人に出会えることだと思います。
責められるのが好き、または責めるのが好き。縄や鞭といったものが好きだったり、バイブや電マのようなおもちゃが好きだったり。1対1はもちろん、複数人でのプレイも出来ます。
このように様々な性癖を持った人、あるいはそのような性癖を満たしてくれる人を見つけやすい場であると思います。(スカトロや流血などはNGであり、すべての性癖が満たせるわけではありません。)
また、普段の生活の場では語ることのできない性の悩みを話すこともできます。ハプニングバーには、20歳以上の老若男女、あらゆる人がお店の中にいます(注:お店・日時によって偏りはあります)。
日常生活では、発散できないストレスを匿名性の高いこの場で発散している人も多いのです。


②一期一会な出会い。
ハプニングバーでは、連絡先の交換が禁止となっています。また、その人の職業や住所、個人情報を特定するような質問はタブーとされています。
これが、地上のナンパなどの出会い方とは一番大きく異なる点です。一見するとデメリットのように感じるかもしれませんが、もう二度と出会えないかもしれないからこそ、情熱を燃やすことができ、後腐れなく遊ぶことができるのです。
そして、収入や経歴や肩書きといったものもハプニングバーではほとんど役に立ちません。そういったものを排除しているからこそ、みな一人の人間として、遊ぶことができるのです。


③合意がなければ、SEXできない。
どこのハプニングバーにも、「ルーム」と呼ばれる、男女で過ごし、SEXをすることができるエリアがあります。そのエリアに入るためには、店員さんの許可が必要であり、必ず双方の合意がなければ、入ることはできません。
すなわち男性(女性のケースもあり)が勝手に一人で話をすすめて、強引に「ルーム」に入ることはできないのです。
基本的にハプニングバーのシステムは、女性に優位なルールになっており、クレームが入り次第、その男性は注意・出禁になってしまいます。

 

もちろん、ハプニングバーにもデメリットはあります。

ハプニングバーのデメリット
①摘発の危険性がある。
②必ずSEXができるわけではない。
③店内状況は分からない。


①摘発の危険性がある。
実は ハプニングバーという存在自体は法的にはグレーな存在です。
ハプニングバーの多くは、飲食店として届け出を行っており、店内でのSEXは公然わいせつとして、現行犯であれば、逮捕されてしまいます。

実は、ここ数年、毎年どこかしらのハプニングバーが摘発されています。
警察が突入した瞬間に、性器を露出している人間と店員が逮捕され、その場にただ
居合わせただけの人は事情聴取程度で済むと、業界内では言われていますが、真相は定かではありません。


②必ずSEXができるわけではない。
ハプニングバーは一度入店すれば、「ルーム」の使用回数に制限はありません。両者の合意さえあれば、違う相手と何度でもSEXをすることができます。しかし、裏を返せば、その日の閉店まで一度もルームを使用することができない可能性も大いにあるのです。ハプニングバーの客にサクラはいません。SEXをしたい人がいればしますし、いい相手がいなければしないという選択もできるのです。これがお金を払って行為を受ける風俗との違いです。


③店内状況は分からない。
店内状況は掲示板(BBS)を除いて、一切分からないというのがハプニングバーの魅力であり、客を悩ませる最大の特徴です。お金を払って入店するまで、店内の人数・男女比は一切分かりません。私自身、オープンから二時間後に入店して、お客がゼロ(店員と私だけ)だったこともありますし、男女比が9:1だったこともあります。
最近ようやく集客のおおまかな流れが少しずつ読めるようになってきましたが、まだまだ予想が外れることも多いです。


今回は、ハプニングバーのメリットとデメリットを大きく3つずつ紹介しました。紹介したのはほんの一部であり、本来はもっともーっと奥が深いですが、とりあえず読んでいる貴方のお役に立てば幸いです。